TAG LIST

GOURMET

都城市にあるバー「ame」

■「一生現場にいられる仕事がしたい」板金塗装職人からバーテンダーへ

都城市にあるバー「ame」。バックバーにずらりと並んだウィスキーなどの様々な酒類。バーテンダーであるオーナーが心を込めてカクテルを作ります。

もともと10年以上板金塗装の職人として働いていたオーナー。いずれ独立をしようと、昼間の仕事と掛け持ちでバーでアルバイトを開始したところ、すっかりバーの世界に魅了されました。徐々に板金塗装の仕事とバーテンダーの仕事の比率を変えていき、独立の方向性をバーに変更し、14年前に「ame」の経営を開始。

「この仕事にした理由はいろいろとあるけど、簡潔に言うと『一生現場にいたい』という思いから。

バーテンダーなら80歳、90歳でもカウンターに立っていられると思ったんです。むしろそんな年になったら味も出る。これなら一生現場にいられるな、と」

■お客様の好みに応じて作られるカクテル

「ame」のおすすめは、旬のフルーツを使用したフレッシュフルーツのカクテルです。

「例えば、今はレモンサワーが流行っているけど、フレッシュレモンで作れば、既製品には出せない生の風味や香りのあるレモンサワーが楽しめます。」

バーテンダーであるオーナーは板金塗装の経験も活かし、お客様の好みに応じた色のカクテルを作ることも可能。

また、お酒のあまり強くないお客様にはアルコール度数の低めのカクテルを、「他にも好きな味、例えばさっぱり目のもの、甘めのものなど、イメージを伝えてもらえれば沿ったものを作ります。」

もう一つのおすすめは液体窒素を使ったカクテル。通常フローズンカクテルはクラッシュアイスと酒をミキサーにかけて作りますが、液体窒素のカクテルでは酒を直接凍らせてシャーベット状にすることで溶けても水っぽくならないのが特徴です。

液体窒素を使ったカクテルを作る際は冷気がドライアイスの様に沸き上がりアトラクション的な楽しさもあるので、お酒の席が盛り上がること間違いなしですね。

■14年続けられてきたのはお客様のおかげ

「ame」はオープン以来、14年にも渡って地域で愛され続けています。

「『絶対にこれで一生食っていくぞ』という覚悟を持ってやっています。そういう熱い思いがあるからこそ屋号も「魂」という意味のある「ame」に。でもその思いだけではやっていけません。お客様の需要があるからやっていけるんだと思っています。僕にどんなに熱い思いがあっても、お客様が店に来なければ成り立たない。お客様には本当に感謝しかないですね」

■いずれはジビエ料理の提供も

「ame」では料理にもこだわりが。お通しとして出されるのは既製品ではなくすべて自家製のもの。今後はジビエ料理の提供も考えているそうです。

「猪や鹿、アナグマや鴨などを取り扱う予定です。お通しにジビエ料理を出せるお店はそうは無いと思います(笑)」

オーナーの作るカクテルと珍しいジビエ料理が楽しめるお店へと、今後も進化を続ける「ame」。ジビエ料理とお酒のマリアージュが楽しめる日が待ち遠しいですね。

基本情報

名称:ame

住所:宮崎県都城市牟田町20-14本城テナント2階

電話:0986-23-5589

営業時間:21時~3時(L.O.2時)

定休日:火 水

週末を楽しくするご褒美メディアweeeeks
https://weeeeks.hinata-marketing.co.jp/

コメント

この記事へのコメントはありません。

RELATED

PAGE TOP