宮崎市阿波原町にある「gallery&riders cafe風の庵」。ここは、「ギャラリー」や「ライダーズカフェ」といった顔を持つ、宮崎でも珍しいお店。
今回は、オーナーに様々なお話をお聞きしました。
●いろいろな「風」が吹く場所
今年で開業2年目になるというお店は、ギャラリースペース、カフェスペース、そして、バイクを展示しているガレージスペースと、とても充実しています。
オーナーにお店の名前の由来をお聞きすると、風を人に見立て、「いろいろな風が吹く場所(人の出入りがある、コミュニケーションを取れる場所)」にしたかったと教えてくださいました。また、新しい風(人)が吹く場所にもなったら良いなと思い、この名前にしたのだそうです。
オーナーは、小学校の先生としてキャリアを積み、人生のセカンドステージとしてお店を経営するという構想を持っていたのだとか。元々は「gallerycafe」としてスタートしたのですが、とあるきっかけから、ライダーたちが集まるスペースとして「riderscafe」としても立ち寄れるようにしたのだそうです。
●ランチメニューにこだわり
元々は、いわゆる「喫茶店メニュー」を提供しようと考えていたオーナーですが、お客様にギャラリーを楽しんだり休憩するだけでなく、お食事も楽しめる場所を提供したいという思いから、お食事やコーヒーにこだわるようになって、今に至るのだとか。
お店の人気メニューは、「スパイシードライカレー(コーヒ付、1500円)」。オーナーがこだわりを持って作るカレーは、特にライダーに人気なのだそうです。また、女性には「庵プレート(コーヒー付、1800円)」が人気。こちらは前日までに予約が必要ですが、季節によって変わる9品が楽しめるのは嬉しいですよね。
また、お店で出されているコーヒーとカップにもこだわりがあるのだとか。コーヒーは「なかはら珈琲工場」で焙煎されているものを使用しているのだそうで、味、香り共に楽しめる一杯。カップは「大倉陶園」のものを使用しており、食器そのものの美しさにも注目です。
●「きっかけ」になりたい
最後に、オーナーにお店のこれからの展望や目標などをお聞きしました。
現状、galleryはすでにスケジュールが埋まっているとのことですが、今後は作家さんにとっての登竜門的な使い方をしてもらいたいとのこと。発信する内容はオーナーとの相談が必要ですが、「作家さんがもつ自由な表現を、存分に発揮してもらえるような場所にしたい」と教えてくださいました。また、ライダーズカフェとしては、バイクを通じて人と人のつながりを大切にしたいと言っておられたオーナー。
取材中はとても丁寧なコミュニケーションをとってくださり、オーナーの素敵な人柄を感じることができた時間でもありました。
カフェでランチを楽しむもよし、ツーリングの休憩に立ち寄るもよし。ぜひ、「gallery&riders cafe風の庵」に訪れてみてください。
店舗情報
名称:gallery&riders cafe 風の庵
住所:宮崎県宮崎市阿波原町前浜4276-1069
電話:090-8353-1703
営業時間:11:00〜16:00(予約のみ18:00〜22:00)
定休日:火曜・水曜
週末を楽しくするご褒美メディアweeeeks:https://weeeeks.hinata-marketing.co.jp/
コメント