TAG LIST

GOURMET

新富魚貝

産地直送のおいしい天然真ガキはいかがですか?

今回は、宮崎県児湯郡新富町で新鮮な真ガキや貝類を販売する「新富魚貝」さんを取材し、お店の特色などについてお聞きしました。

■産地直送|大分産の天然真ガキのお店

「新富魚貝」さんは、大分県産の天然真ガキをメインに、アサリやシジミなどの海産物を販売するお店です。

店舗での販売のほか、飲食店への卸をしています。

店主のおじいさまが始めたという同店は、創業から43年も続く老舗店。

国道10号線沿いに佇み、「真ガキ」と書かれた白いドラム缶が名物の同店は、「おいしい牡蠣が食べられるお店」と知る人ぞ知る名店となっています。

■おじいさまが大分の漁師さんに直接お願いし、お店をスタート

牡蠣には大きく分けて「真ガキ」と「岩ガキ」があり、同店で売られている牡蠣は「真ガキ」なのだそう。

宮崎では捕れず、近辺では大分の海域で採れる牡蠣なのだとか。

「大分に生でも食べられる牡蠣が育つ海域がある」と知った創業者である店主のおじいさまが、その大分の海域で真ガキを捕ってくれる漁師さんを探しに行ったことが始まり。

探した末にカキを捕ってくれる猟師さんと出会い、お店をはじめて以来、その漁師さんから捕れたての牡蠣を直送してもらい販売しているとのこと。

真ガキは2~5m潜らないと捕れないそうで、漁師さんや海女さんが潜って収穫しているそう。

濃厚でクリーミーな味わいが特徴的な真ガキは、宮崎では捕れないので、このあたりで真ガキを販売しているところは他にないのだとか。

また、海女さんと漁師さんに潜ってとってもらう時に、サザエやシジミなども一緒に捕ってもらい、「新富魚貝」さんで販売しています。

■2~3月が真ガキの旬|夏場はお休み

冬場が旬だという真ガキ。

そのため夏場は営業しておらず、お店を営んでいるのは10月初めから5月のゴールデンウイーク頃までとのこと。

特に旬で一番おいしい真牡蠣が食べられるのは2~3月なのだとか。

1月に身がしっかり入りだし、2月3月に捕れた真牡蠣は、身がしっかりして焼いても焼いても縮まない、ボリュームたっぷりの牡蠣が食べられます。

食べ方は、バーベキューで焼いて食べるほか、自宅では電子レンジでチンすると気軽に食べられるとのこと。

もちろん殻をたたき割って、生のまま食べることもできます! 

沖あさり、いそしじみ、サザエなどと一緒にバーベキューで焼いて食べたら、おいしさ倍増ですね♪

【全国発送も可能】

「新富魚貝」さんは配達も行っており、全国発送も可能とのこと。

注文は電話、インスタDM、ファックスにて承っているのだそう。

遠くにいて買いに行けないという方や、遠方の方に届けたいという場合もご利用いただけます。

■安心安全に・美味しく提供するための裏仕事が大変

お店を営む上で大切にしていることをお聞きすると、「絶対に新鮮なものを提供することを心がけている。安心安全だけは徹底している」とのこと。

安全な牡蠣をお客様に提供できるようにと、もともと菌のない領域の海で捕れた牡蠣ですが、そのまま出すのではなく下処理をして出すのだそう。

その下処理が重労働でとっても大変なのだとか。

牡蠣を仕入れたらまず洗って、光を全く当てない状況で24時間海水に漬けこみ除菌をします。

その後、そのままだと触れないくらいごつごつしているので、先代のおじいさまお手製の手動のミキサーに入れて角を取っていくのだそう。

お客様の中には、仕入れたものをそのまま出すだけと思っていらっしゃる方もいるそうですが、「この裏仕事が重労働でとってもとっても大変なんです」とお話しされていました。

私たちが牡蠣をおいしく食べている裏には、店主や店主の娘さんご夫婦の頑張りがあるのですね。

店主は「大変だけど、常連さん方達から、お店を辞めずに続けて欲しいという声があるので頑張って続けないと」と笑顔でお話しされていました。

今後の夢をお聞きすると、「先代のおしいちゃん手作りの、ぐるぐるまわるドラム缶が壊れたので誰か直してほしい(笑)」とのこと。

元気いっぱいの店主とお話ししていると、こちらまで元気をもらえました。

今回は新富町にある「新富魚貝」さんを取材させていただきました。

創立者のおじいさまのアイデアが詰まったあたたかいお店を大事にしながら、おいしい牡蠣や貝を提供する「新富魚貝」さんに足を運んでみてはいかがでしょうか。

■店舗情報

店  名:新富魚介
住  所:宮崎県児湯郡新富町日置441
Googleマップ:こちら
電話番号:0983-33-2498
営業時間:10時~17時半(売り切れたら閉店)
定休日 :木
Instagram:こちら

コメント

この記事へのコメントはありません。

RELATED

PAGE TOP