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新たなコーヒーのおいしさに気づける、宮崎県高鍋町「フレーバー珈琲専門店 Kind Heart」

金色の文字とイラストが描かれた、全面ガラス張りの入り口が印象的なお店。中へ入ると、コーヒーの瓶がずらりと並びます。

ここは3月27日にオープンした、名前のとおり「フレーバーコーヒー」の専門店です。
アメリカではポピュラーですが、日本ではまだあまり浸透していない、フレーバーコーヒーの魅力について聞いてみました。

■コーヒーが好きな人も苦手な人も、虜にしてしまうフレーバーコーヒー

元々コーヒー好きなご主人でしたが、10年ほど前に、香りを楽しむフレーバーコーヒーにハマったことが最初のきっかけ。趣味として、家でもドリップするようになりました。

ご自身の後輩が専門店を営んでいたものの、お店がなくなってしまい、フレーバーコーヒーの味を忘れられなかったそう。

また奥様の吉川綾さんは、実はコーヒーが苦手でした。
それでも、ご主人に勧められたフレーバーコーヒーを飲み、「これならブラックでも飲める!」と夢中に。

そして、オーナーとして専門店「Kind Heart」さんを立ち上げるまでに至ったのです。

フレーバーコーヒーといえば、ブラックコーヒーにリキッドを入れて作るお店もあり、それは受け入れられないと言うコーヒー好きも多いそう。

しかし「Kind Heart」さんでは、はじめから香りがついた豆を、お二人がセレクトし12種類ほど仕入れています。

豆そのものの味は同じですが、フレーバーが脳を錯覚させ、甘く感じるのです。

■テスターやチャート表も用意、好みのフレーバーを選ぶのも楽しい

豆の販売も行っていますが、豆が希少であること、お湯の温度や淹れ方でも味が変わることから、メインはイートイン。

フードなどは販売せず、メニューはコーヒー1本!おすすめは、酸味が苦手な人でも飲みやすいアイスコーヒーです。

コーヒー好きだがフレーバーコーヒーは知らない、どうなんだろう?という方でも、テスターを嗅ぎ飲んでみると、「おいしい!」と言う人が多いのだとか。

フレーバーは甘い系・甘くない系とさまざまありますが、チャート表などを見ながら選べるそうなので、初めてでも安心♪
ぜひ好みの味、お気に入りの味を見つけてほしいとのことです。

■疲れた人も優しい心になれる、癒しの場所でありたい

店名「Kind Heart」の意味は「優しい心」。お客さんがゆっくりとひと息つけ、優しい心になれる雰囲気づくりを心がけているそうです。

ご自身で手がけたシックな内装も、オーナーさんの趣味が詰まったもの!

お客さんは「気になったから」と入ってくるご近所さん、特に年配の方が多いそうです。一方、県の中心部に位置し来やすいこともあり、Instagramを見て来る若い方もいるのだとか。

いずれはご自身で焙煎・香りづけを行うこと、さらにはフランチャイズ展開も視野に入れていると話してくださいました。

コーヒー好きで甘い味に慣れていない方、逆にコーヒーの味が苦手な方、どちらにも試してもらいたいフレーバーコーヒー。

本格的なものを出すお店は、まだ多くありません。ぜひ「Kind Heart」さんで挑戦してみてはいかがでしょうか。

■店舗情報

店  名:Kind Heart(かいんどは~と)
住  所:宮崎県宮崎県児湯郡高鍋町北高鍋4647-1 白川ビル1F
Googleマップ:こちら
営業時間:9時~15時
定 休 日:不定休
営業日はInstagramでご確認ください。
Instagram:こちら
駐車場:あり
※「ビッグスポーツ平原」さんの隣。青いドラム缶を目印にしてください

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