「着物を着てみたいけど敷居が高くて」と、つい思ってしまいますが……。
今回は、「もっと気楽に着物を着てほしい」という想いを持つ、日向市にあり創業70周年を迎える呉服屋「きものゝ京屋」さんを訪問させていただきました。

昭和27年創業・今年で70周年を迎えます
創業70年と聞いて、かしこまってお邪魔させてもらいましたが、
「着物の歴史に比べたら、うちなんて、まだまだひよっこです」
と、2代目にあたるご主人。呉服屋さんらしい落ち着いた口調ながらも、気さくなお人柄で、とても楽しくお話させていただきました♪
■お店の歴史は朝ドラのような……?
日向でお店を開かれた経緯を伺うと……まるで朝ドラのようなお話を聞くことができました!
元々、ご主人の祖父君は、愛媛で実業家をされてました。
時は、昭和30年前後、上椎葉ダム建設の好景気に沸く日向市。
当時は、その流れに乗り、移り住んできた方々が大勢いらっしゃったとか。
祖父君も、そんな日向市に目を付け、とある二人の若者に呉服屋を行うように言いつけました。そうして、呉服店は大繁盛……というわけにはいかず……。
なんと、祖父君は大学在学中のご次男にお店の立て直しを命じられたそうです。
この方が初代、主人の父君です。
大学を中退された父君は、日向に移り住むものの、当初は、いわゆる「かつぎの商売」。品物を摘んだ自転車を一日中漕いで回る日々だったとか。
そんな努力の甲斐あって、商売は上向きになり、愛媛からお嫁さんをもらい、ご主人を授かったそうです。

新しく、和風モダンな店内
今風の外観からは想像できない朝ドラのようなお話でした!
昔は、呉服店にこだわらず、洋装も承っていたとか。時代時代の変化に柔軟に対応されてきたお店の姿勢が伺えますね。
■着物レンタルやお揃い法被注文も。
現代の時流に合わせて、着物レンタルに力を入れてらっしゃるご主人。
「肩肘張らないで、気楽に着物を着てほしいですね」


「着物関連の事なら、なんでも気楽に聞いてもらいたいです」
「うちがわからなければ、他の同業者に聞いたりして、一緒に調べますし 笑」
と、ご主人自身も「肩肘の張らない」姿勢を見せてくださいました♪
着付けは、きっちりと長年のプロの方がしてくださるそうなので、安心してお願いできそうです。また、お祭り等で着る、お揃いの法被の注文も承ってらっしゃいます♪

■『着物難民』を救いたい!??
ご主人の造語らしいのですが、、、、
『着物難民』
祖母や母から着物を受け継いだものの、どうすればいいかわからない、と、途方に暮れてらっしゃる方を、そう呼んでらっしゃるそうです。
通常、着物の場合、購入した店にメンテナンスをお願いするもののようですが、それが難しい、このご時世。
「きものゝ京屋」さんでは、他店商品の持ち込みも大歓迎だそうです!
「着物はね、使い捨てじゃないですから」
「長く使ってもらえるように、色々な技術や工夫があるんです」
例えば、若い時に着ていた華やかな色柄の着物……今は似合わない、というのであれば、朱色をえんじ色に染め直す、という技術もあるそうです。他にも、きものの丸洗い シミ抜き 洗張り 仕立直しなどの加工・・・・などなど。
「うちでなくても、通える地元の呉服店、信用できる店を知ってもらうのが一番じゃないかと思います」
と、声音から、着物をとても大事に思っているご主人の心を感じました。
ぜひ、眠っている着物のご相談に、着物を着てみたいという夢をかなえるために、「きものゝ京屋」さんを訪れてみてはいかがでしょうか?

名 称:きものゝ京屋
住 所:宮崎県日向市上町4−9
電話番号:0982-52-2522
FAX番号 :0982-52-0259
営業時間:10:00~19:00
定休日: 水曜日
Facebook: https://www.facebook.com/kimononokyoya/
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