宮崎牛の魅力を引き出すお酒と言えば、やはり香り高い赤ワインでしょう。
実は都城市には、ブドウの栽培からワインの製造、販売までを行うワイナリーがあります。
今回は、ワインづくりに情熱を注ぐ「都城ワイナリー」さんを取材してきました。

■神様のイメージに合わせてブレンドしたワイン
霧島山の高千穂峰の頂きには、ニニギノミコトが降り立ったとされる天孫降臨神話が伝承されています。
都城ワイナリーさんのワインは、天孫降臨の地に集われる神々をイメージしてブレンドされています。
ほかにも、語り継がれてきた伝承には、天岩戸神話やヤマタノオロチ神話などがあります。
実は、これらの神話には「お酒」が登場。
ヤマタノオロチを倒すときには、果実で作った八塩折の酒が使われたと言い伝えられています。
日本の伝承に詳しい都城ワイナリーのオーナーさんは、「もしかすると登場しているのはワインかもしれないんですよ」と嬉しそうに教えてくださいました。

■手間ひまかけたワインづくり
大きなタンクや樽が並ぶワイン工場。
都城ワイナリーさんのワイン工場では、地元の食材に合うワインを目指して、材料や製法にこだわっていらっしゃいます。
「宮崎牛に合うワインを」という思いでスタートしたこともあり、特に赤ワインづくりに力を注いでいるそうです。


■高千穂峰の麓のブドウ園
都城市は農業のまちとして知られています。
農林水産省が発表した令和元年市町村別農業産出額では、877億円を記録。日本一に輝いています。
そんな都城市にある都城ワイナリーさんは、高千穂峰の麓に広大なブドウ園を有しています。
実は、ブドウの育成には厳しいと言われている都城市の火山灰土壌。

この厳しい環境でもブドウ栽培が行えるよう、土着品種とヨーロッパ品種の交配をしたり、山の南斜面を段々畑にしたりとさまざまな試行錯誤を行なってきたそうです。
その苦労のかいもあって、秋には香り高い上質なブドウが収穫されます。


■まとめ
ブドウ栽培から製造、販売までを行う都城ワイナリーさん。
さまざまなお料理に合うワインが用意されています。
ぜひ、お気に入りのワインを見つけにきてください!

■基本情報
名 称:都城ワイナリー
住 所:宮崎県都城市吉之元町5265-214
電話番号:0986-33-1111
営業時間:10:00〜16:00
定休日:木曜日(畑の繁忙期6〜7月は不定休です。詳しくはお問い合わせください。)
Webサイト:https://www.miyakonojowinery.co.jp/
週末を楽しくするご褒美メディアweeeeks:https://weeeeks.hinata-marketing.co.jp/
コメント