今回お話をお伺いしたのは、宮崎県延岡市の「はしる！パン屋さん（ベーカリー幸村）」。
『ベーカリー幸村』として店舗を構えつつ、ご主人はキッチンカーを使ってパンを移動販売しています。
大手パン屋で20年もの修行経験を積み、現在は地産地消の美味しいパン作りをしている店主に、お店のことをいろいろ聞いてみました！
■延岡市内の病院や会社の前を巡る移動型パン屋さん
『はしる！パン屋さん』は、火曜〜金曜の間、企業や病院前にてパンの移動販売を行っています。
「サラリーマンや病院の方のお昼ご飯として、気軽にパンを食べてほしい」とのことですが、パンはもちろん誰でも購入できます！
日によって多少変動はありますが、大まかなルートは以下の通りです。
- 火曜日：鉄鋼団地の太陽工業（11:30〜）→谷村病院（12:00〜）→黒木病院（12:30〜）
- 水曜日：JA本店（11:30〜）→鉄鋼団地の昭和鉄鋼（12:00〜）→角川の子育て支援センター（12:45〜）
- 木曜日：延岡の環境センター（11:30〜）→南日本環境センター（12:00）
- 金曜日：東和産業（11:30〜）→延岡の合同庁舎（12:00〜13:00）
各場所の滞在時間は15〜20分ほど。お近くにお住まいの方は、ぜひ足を運んでみてください♪
■生地に徹底的にこだわる自家製のベーカリー
「とにかく生地が大事。生地さえ美味しければ、何を乗せても基本的には美味しくなる」と店主さんは、生地への熱いこだわりを語ってくださいました。
生地に使う小麦は複数種類を使い分け、パンごとに最適な配合にしているそうです。
また、パンに使う塩は宮崎・北浦産。10年前に出会ったこの北浦の塩は、パンにベストマッチするそうですよ！
そんなはしる！パン屋さんイチオシのメニューは、『朱鞠小豆のあんバター』。上品な甘さのあんこがバターと溶け合い、ふわふわのパンを引き立てます♪
■バリエーション豊かなパンたちを揃え、買い物自体を楽しめる
独立して12年の間で最もしんどかったのは、新型コロナウイルスの流行だったとのこと。当店に限らず、コロナの流行はパン業界全体に大打撃を与えました。
試食もだめ、焼き立ても出せない、パンは全て個包装……パン屋特有の香ばしい匂いは消え、客足も遠のきます。
そんな中で『はしる！パン屋さん』は、パンのバリエーションの豊富さで勝負をしました。「100人いたら100種類の好みがある」と語る店主さん。特定のお客様にだけ作っているパンもあるそうです。
パンを食べるだけでなく、パンを選ぶこと自体も楽しんでほしい。買い物を楽しむために、足を運んでほしい。店主さんの顔からは、お客様を第一に思う誠実な雰囲気を感じました。
そんな店主さんが心を込めて作るパンを、ぜひ『はしる！パン屋さん』および『ベーカリー幸村』にて堪能してみてください！
▶はしる！パン屋さん（ベーカリー幸村）のInstagram：こちら
【店舗情報】
店 名：はしる！パン屋さん（ベーカリー幸村）
住 所：宮崎県延岡市浜町4792（店舗）
Googleマップ：こちら
電話番号：0982-26-2291
営業時間：9:30〜21:00
定 休 日：月曜日
Instagram：こちら
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