宮崎といえば、地鶏。ジューシーな地鶏料理と一緒なら、お酒もより美味しく感じられます。
今回は、みやざき地頭鶏料理を提供する「地頭鶏げん」さんを取材しました。

■あぐらを掻けないからこそ、うまい料理を
「地頭鶏 げん」さんの店主は、元々はミュージシャン。
20代の頃は中国に渡り、中国語を一切使わずに音楽だけでコミュニケーションを取っていたというロックなお人柄です。
各地でさまざまな鶏を食してきたなかで、「みやざき地頭鶏」の美味しさに気付き、お店をやってみることに。
素人ながらも15年間お店を営むことができたのは、「あぐらを掻けなかった」からなんだとか。
「料理人のような技術力がないから、小手先で誤魔化すことができない。だからこそ、素材本来の良さを活かした料理にこだわってきた」と教えてくださいました。

■店主をとりこにした「みやざき地頭鶏」とは?
店主を魅了した「みやざき地頭鶏」。
ルーツとなっている地頭鶏は、宮崎県や鹿児島県で古くから飼育されていた品種です。地頭に献上されるほど美味であったことから、「地頭鶏」と呼ばれています。
地頭鶏は、1943年に国の天然記念物に指定され、宮崎県では、長年渡って地頭鶏の研究・交配が行われてきました。そして誕生したのが、「みやざき地頭鶏」です。
「みやざき地頭鶏」は、平飼いの広い鶏舎でのびのびと健やかに育てられています。飼育期間は、4カ月〜5カ月。一般的な鶏よりも2倍近い飼育期間をかけることで、ほどよい筋肉量に仕上がり、柔らかくも噛みごたえのある食感に。
深い味わいとジューシーさが特徴で、純米酒や芋焼酎との相性が良いそうです。

■その日出す分は、その日の朝に仕入れ
「みやざき地頭鶏」の料理を提供する「地頭鶏げん」さん。
餌からこだわって育てている養鶏農家さんから、毎朝新鮮なみやざき地頭鶏を仕入れていらっしゃいます。
おすすめ料理は、「ももの塩焼き」。
余計な味付けせず、シンプルに塩だけで調理されています。
炭火で豪快に焼き上げることで、旨味が溢れ出すのだとか。
そして、南九州の郷土料理でもある「鶏刺盛」もおすすめ料理です。
「みやざき地頭鶏」の旨味を、ささみ、レバー、砂ずり、ハツなどで堪能できます。

■まとめ
みやざき地頭鶏を使った料理を提供する「地頭鶏げん」さん。
「みやざき地頭鶏があったからこそ、ここまで続けることができた」と謙虚な姿勢で取材に答えてくださいました。
都城駅を訪れたときは、「地頭鶏げん」さんでみやざき地頭鶏料理を肴に、一杯楽しんではいかがでしょうか。
■基本情報
名 称:地頭鶏 げん
住 所:宮崎県都城市栄町19-1
電話番号:0986-25-0040
営業時間:18:00〜24:00(LO23:30)
定休日:月曜日
Instagram:https://www.instagram.com/jitokko_gen/
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