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ジビエのイメージが変わる!? 地元の特産品を活かす、宮崎県美郷町「YOKU Cafe」

2023年1月、宮崎県美郷町に「YOKU Cafe」がオープンしました。

店内は古民家を活かした内装で、解放感のあるスペースが広がります。

こちらは町内で獲れたジビエなど、美郷町の特産品を楽しめるカフェ。

食材には、オーガニックな素材を中心に使用しています。

■くさみのない、新鮮なジビエは自慢の味!

店名の「YOKU」は、森林浴をしたり、食欲を満たしたりして帰ってほしいとの想いから。

また地元の方言で「休む」を「よこむ」と言い、「ちょっとよくや(休んでいこうや)」と言う人もいるのだとか。

心も体も休めてほしい、との願いが込められています。

「YOKU Cafe」さんでは、「美郷ジビエ工房」で加工されたジビエを使っています。

「ジビエ」とはシカやイノシシを中心に、害獣全般のこと。

ジビエの利用は、捕獲された命を無駄にせず、農村問題である鳥獣被害をマイナスからプラスにする取り組みとして、注目されているのです。

そうは言っても、ジビエ肉は苦手……という方も、中にはいるのではないでしょうか。

しかし「YOKU Cafe」さんで食べられるジビエは、驚くほどくさみがないとのこと!

その秘訣は、捕獲後2時間以内に搬入し、鮮度が高いまま加工・半熟成させていることです♪

実はジビエは、高たんぱく・低脂質で鉄分も豊富。

アスリートや、妊娠などで貧血になりがちな、女性にも人気だそうですよ。

■ジビエのバーガー・カレー、柚子のスイーツや、こだわりのスペシャルティーコーヒーも

イチオシのメニューは、栄養満点ジビエハンバーガー(1,500円)です。

パテにはシカ肉のミンチとイノシシ肉のパンチェッタを使用し、ボリュームたっぷり。

またオーガニック小麦を使ったバンズは、「パン屋 りょう」さんへ特別注文しています。

もっちり食感のバンズと、ジューシーなパテ、自家製タルタルソースがベストマッチ!

ハンバーガーを食べるには欠かせない、フライドポテトもセットになっています。

最近ではグリーンカレー(1,200円)や、小さなお子様にも人気のジビエキーマカレー(1,300円)もメニューに追加されました♪

グリーンカレー。宮崎県産の鶏肉としめじを使っています

キーマカレー。肉肉しくボリューム満点

また、美郷町と言えば柚子!

柚子を使ったパウンドケーキや、柚子はちみつのドリンクも用意しています。

食材にはとにかくこだわり、コーヒーも、特定の評価基準をクリアしたハイクオリティーの「スペシャルティーコーヒー」を一つ一つハンドドリップしています。

■地域の資源を余すことなく活用した、アロマ商品も販売

元々アロマに興味があったオーナーさんですが、仕事や交流の場として人が集まる飲食店を作ろうと考えたのが、「YOKU Cafe」さんオープンのきっかけでした。

基本土日・祝日のみの営業ですが、30人ほど入れる広い空間を活かし、平日にはコミュニティースペースとしても使われています。

地元のイベントや、老人クラブなどに利用されているのだとか。

また隣には、「KAZA Aroma Labo」が併設されています。

「KAZA Aroma Labo」の工場では、柚子の皮やクロモジといった地域の資源を利用した、アロマオイルなどを製造。

そしてアロマ商品に使えない部分を、柚子ドリンクやクロモジ茶などにして、「YOKU Cafe」さんで上手く利用しているのです。

今回は、近隣のお店と連携して美郷町の自然の恵みの魅力を引き出す、「YOKU Cafe」さんをご紹介しました。

これまでは11〜14時の営業でしたが、7月は試験的に営業時間を延長中。

「ゆっくりティータイムがしたい」「仕事できる時間がもう少しほしい」といった要望にお応えし、16時まで営業しています。

地元のこだわった味を楽しみに、ぜひ足を運んでみてくださいね。

※テイクアウトも受け付けています。
バーガーを4つ以上テイクアウトされる方は、受け取り日の前日17:00までに、電話またはInstagramのDMで予約をお願いいたします。

■店舗情報

店  名:YOKU CAFE
住  所:宮崎県東臼杵郡美郷町南郷神門925
Googleマップ:こちら
営業時間:11時~14時(2023年7月現在は16時まで営業)
営 業 日:土日・祝日
電話番号:050-3696-7759
Instagram:こちら
駐 車 場:あり

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