私たちが普段食べる鳥料理といえば、「唐揚げ」や「焼き鳥」を想像するのではないでしょうか?
ですが、今回伺った「矢野若とり専門店」は、昭和35年の創業以来「若とりの丸焼き」一筋なのです。
お店が続く秘訣や商品に対する思いなど、2代目のオーナーにお聞きしました。後半ではオーナー直伝のレシピも紹介しますので、最後までご覧くださいね!

●2代目が引き継いで30年以上
「矢野若とり専門店」は、「若鳥の丸焼き」を専門に、延岡で63年の歴史を刻んできました。「丸焼きと共に育った」というオーナーは、先代からの味とお客様へのサービス精神を引き継ぎ、今の時代にあったものにうまく変化させています。
当初は丸焼きだけだったそうですが、現在は「モモ焼き」や「唐揚げ」も用意しており、コチラも人気なのだとか。ただ、オーナーは「あくまでも丸焼きがメインなんだけどね」と笑います。


●唯一無二の味
「矢野若とり専門店」の味は、誰にも真似できません。創業当時から守り続けている「秘伝のタレ」と「仕込み」で、多くの人に愛される味を保ち続けているのです。
オーナーにこだわりや秘密をお聞きしましたが、「誰にも伝えられない」とのことで、過去には学びにきた人もいたようですが、誰にも真似できなかったのだとか。
最近では、取材(撮影)にきた人でも仕込みの間は外に出てもらうほどの徹底ぶり。少しだけ教えてもらえたのは、味付けは「塩とコショウ」ということ。となると、受け継がれるテクニックに秘密がありそうです…!
ただ、今回の取材の中で感じたことは、オーナーは一羽一羽にしっかり向き合い、お客様のことを考えて丁寧に仕込んでいるのだということ。食べてもらう人のことを考える「思い」は誰にも真似できないスパイスなのかもしれません。

●焼き置きしない!完全予約制スタイル
「矢野若とり専門店」は、一つとして「焼き置き」をしていません。つまり、商品を買うためには事前(当日2時間以上前)に連絡をしておく必要があるのです。過去には、遠方からきた人が「ウワサを聞いて…」と飛び込みで来られたことがあったそうで、その度に販売をお断りしてきたのだとか。「美味しいものを食べてもらいたい」というオーナーのこだわりが感じられます。

丸焼きは、普段の夕食としてだけでなくお土産やプレゼントとしても利用されているとのことで、今後は通販にも力を入れていくとのこと。
ぜひ一度、新しい「若鶏の丸焼き」を食べてみませんか?

店舗情報
名称:矢野若とり専門店
住所:宮崎県延岡市山月町4丁目4803-13
電話:0982-32-4200
営業時間:10:00〜19:00
定休日:毎月15日(4月のみ10日)
詳しい情報はHPをご覧ください
オフィシャルサイト:http://yanowakatori.miyachan.cc/
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☆オーナー直伝!鶏がらスープの作り方☆
「矢野若とり専門店」の丸焼きは、お肉を楽しむのはもちろんのこと、食べた後の骨を使ったスープ作りがオススメです。
今回は、オーナーにレシピをお聞きしましたのでご紹介します!
【鶏がらスープの取り方(丸焼き1羽分の鶏がらに対して)】
①鍋に水1500㏄入れる
②鶏がらを入れて火にかける
③沸騰したらアクを取り弱火で15分
④鶏がらを取り除き出来上がり
【鶏がらスープのレシピ】
①味噌汁のダシ代わりに
②離乳食、介護食のスープとして
③水炊き鍋、煮物、カレー、雑煮、雑炊、など色々と使えます。
例1
玉ねぎ、じゃがいも、人参を小口のサイコロに切ります。
スープの中に入れる。
具材に火が通ったら、お好みで塩少々味を整える。
溶き卵を回し入れる。仕上げにネギ、パセリ(好み)
器に盛り出来上がり。
例2
離乳食、介護食用にお好みの材料をミキサーにかける
鶏がらスープで溶く。
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